華川サンチョノ祭りまとめ:外国人専用の氷釣り場と行き方 (2026)
凍った華川川で氷釣りをする冬の祭りです。外国人専用の釣り場とムスリム礼拝室、パスポートを見せるだけで受けられる優待料金、ソウルから車なしで行く方法、そして2027年の日程がまだ出ていない理由まで。

この記事で紹介した場所
- 住所
- 江原特別自治道 華川郡 華川邑・祭り会場のつり橋の下流
- 営業時間
- 09:00〜18:00(発券 09:00〜17:00)・直近の回の基準
- メニュー
- 個人旅行者(FIT)1人 10,000ウォン · 海外旅行社の団体(MOU)1人 15,000ウォン · 満4歳未満 無料
- ポイント
- 外国人休憩所とムスリム礼拝室、焼き場があります。予約は華川郡グローバルマーケティングチーム(033-440-2328)へ問い合わせる必要があります。
毎年1月、江原道の華川(ファチョン)で川が凍ると、その上に穴を開けてサンチョノ(渓流魚)を釣る祭りが開かれます。氷の上に数千人が座って釣り糸を垂らす風景が、この祭りの象徴です。
外国人旅行者にとって、この祭りが特別な理由があります。外国人専用の釣り場が別にあり、パスポートを見せるだけですべての体験が割引になります。この記事はその部分を中心にまとめました。

2027年の日程はまだ出ていません
先に書いておきます。2026年9月現在、2027年の祭りの日程は発表されていません。
祭りの公式サイトが、すべてのページの下にこう書いています。「このコンテンツは2026年の祭りの内容で、2027年の祭りのコンテンツは更新準備中です。」英語サイトも同じ文言で、お知らせ掲示板の最新の記事が2026年2月2日付の閉幕の挨拶です。
直近の回である2026年の祭りは、1月10日(土)から2月1日(日)までの23日間開かれました。
これまでの記録を見ると、2010年以降は例外なく1月の第1または第2土曜に開幕し、23日間行われています。2027年も似た形になる可能性はありますが確定ではないので、日程を合わせて行かれるなら11月ごろに公式サイトを確認してください。
この記事の料金もすべて2026年1月の回のものです。2027年の料金はまだ出ていません。
外国人専用の釣り場が別にあります
これがこの祭りでいちばん役に立つ情報です。
正式名称は外国人 & ファムツーリスト氷釣り場で、祭り会場のつり橋の下流にあります。一般の釣り場とは別の区域です。
- 営業時間は09:00〜18:00(発券は09:00〜17:00)。一般の釣り場と違って平日・週末の区別がありません。
- 最大同時収容 1,300人
- 個人旅行者(FIT)は1人10,000ウォンで、華川愛商品券5,000ウォンが戻ってきます。海外旅行社を通した団体(MOU)は15,000ウォンで商品券10,000ウォンです。
- 満4歳未満は無料です。
付帯施設がこの釣り場の本当の長所です。 公式案内によると、外国人休憩所、ムスリム礼拝室、焼き場があります。英語ページにも “Muslim prayer room” と明記されています。韓国の祭りではあまり見かけない施設です。
会場内を回る電気シャトル(11人乗り4台)の運行区間が外国人釣り場 ↔ 予約釣り場となっていて、この釣り場がシャトルの終点の一つになっています。
ただし予約の方法が不親切です。 公式サイトにオンライン予約のリンクも手順もありません。案内されている窓口は電話一つだけです。華川郡グローバルマーケティングチーム 033-440-2328。 事前予約が必ず必要なのか、当日に現地で発券できるのかも、公式の資料には書かれていません。
もう一つ不思議な点があります。この釣り場の料金表は英語ページにしかなく、韓国語ページにはありません。
パスポートを必ず持って行ってください
専用の釣り場を使わない場合でもパスポートが要ります。
祭りの料金表の優待対象の一覧に「外国人(外国旅券所持者)」が入っています。そのため一般の釣り場、ルアー釣り、素手つかみ、夜釣り、屋内氷彫刻広場まで、すべてに優待料金が適用されます。
一般15,000ウォンのものが10,000ウォンになります。 体験をいくつかするだけでも差はかなり大きくなります。
ただし条件があります。公式案内が優待の適用には確認のための証明書が必ず必要で、優待の重複適用はできないと明記しています。パスポートの現物を持って行ってください。
何をするのか
氷釣りが中心です。釣り場は3種類に分かれています。
- 当日受付の釣り場 — 会場の下流。先着順ですが、公式案内が週末は午前中に締め切られることが多いと警告しています。最大8,000人。
- 予約受付の釣り場 — 会場の上流。オンラインで事前に予約し、当日現地で発券します。公式の予約先はNOL インターパークです。ただし外国人がこの経路で予約できるのか、海外発行のカードが使えるのかは確認できませんでした。
- 外国人専用の釣り場 — 上で説明したところです。
持ち物を誤解しやすいです。 公式の持ち物リストは「釣り道具(ケンジ竿または小型リール竿)、餌、椅子、氷を開ける道具(現場に備え付け)」です。現場に備え付けなのは氷を開ける道具だけで、釣り竿と椅子は自分で用意するのが原則です。会場の中に釣具店はあります。貸し出しのサービスがあるかどうかは公式の資料にありません。
餌にも規定があります。人工餌しか使えず、そのなかでも環境に配慮した釣り具として認証された製品だけが認められます。
素手つかみのほうが有名かもしれません
氷水に入って素手でサンチョノをつかむプログラムです。写真でよく知られているあの場面です。
- 1日7回、10時から16時まで毎正時に行われます。当日に現地で受け付け、開始20分前に締め切られます。
- 半袖シャツと短パンが支給され、更衣室とロッカー、足湯があります。
- 素手・素足で入り、3分以内に3匹までつかみます。
- 満14歳以上のみ参加できます。 妊婦や高齢者、持病のある方は参加が制限されます。
そりもあります。雪そり場が5,000ウォン(商品券3,000ウォンの還付)、氷そりが1時間5,000ウォンからです。
釣ったものをその場で食べます
釣り場の隣に焼き場と刺身センターがあります。釣ったサンチョノを持って行くと調理してくれます。
- 焼き場 — 係の人に渡して焼き器の番号を覚えておき、15〜20分後に受け取ります。
- 刺身センター — 刺身にするのに約10分。野菜とたれは別に買う必要があります。公式案内が「下処理したサンチョノに小骨が含まれることがあります」と断っています。
- どちらも1匹3,000ウォンです。
ここに大事な制限があります。 公式案内が釣ってきたサンチョノ以外の販売は行いませんと書いています。釣れなければ焼き場で買って食べることはできない、という意味です。持ち帰りも1人3匹までです。
ソウルからの行き方
華川に鉄道駅はありません。 そのためバスが必須です。
方法1 — 東ソウル総合ターミナルから直行。 始発06:45、終発18:10で、約2時間55分、14,400ウォンです。帰りは華川から東ソウル行きが06:40から21:00まで1日16便あります。
方法2 — 春川(チュンチョン)を経由。 祭りの公式サイトが直接すすめている経路です。清涼里からITX-青春で春川駅まで約1時間(9,600ウォン)、南春川駅なら約55分(8,300ウォン)です。そこから華川行きの市外バスに乗り換えます。春川から華川までは5,800ウォン、30分〜1時間間隔です。
ここに公式の警告がついています。 「祭り期間中は市外バスの利用客が多く、春川駅から乗車される場合、座席の確保が難しいことがあります」。南春川駅で降りて春川市外バスターミナルから乗るほうが安全です。
ターミナルから会場までが問題です
ここがこの記事でいちばん注意すべき部分です。
会場へ向かう外部シャトルは週末のみの運行です。 土日の09:00〜18:00にバス4台が20分間隔で巡回し、市外バスターミナルが経由地に含まれています。
ところが、平日に市外バスターミナルから会場まで行く公式の交通手段は確認できませんでした。 公式サイトに案内がありません。平日にバスで行かれる予定なら、この区間を先に調べておく必要があります。
祭りの概要に外国人シャトルバスという項目はあるのですが、名前だけで詳細ページがなく、路線も時刻も確認できませんでした。
この祭りについて言われていること
「CNNが冬の七不思議に選んだ」という話をよく見かけると思います。 韓国観光公社の紹介文にも「2011年にアメリカのCNNが選定した」と書かれています。
ところが確認してみるとこうです。祭りの公式サイトは、この主張をしながらCNNに一切触れていません。 公式の挨拶文は「世界の冬の七不思議、世界4大冬祭り」とだけ書いて出典を示していません。英語版も同じです。祭りのサイト全体で「CNN」という語が一度も出てきません。
元の記事を探してみましたが確認できませんでした。ですからこの記事では、主催側が掲げる惹句という線でのみ書いておきます。
来場者数も同じように注意が必要です。 公式の沿革に観光客数が書かれている最後の回は2019年で180万人です。2020年以降の回には数字自体がありません。「毎年100万人が訪れる」という表現を見かけたら、年度を確認してください。
文化体育観光部の等級は、2019年が「グローバル育成祭り」、2014〜2018年が「大韓民国代表祭り」に選ばれた経歴があります。2020年以降の回には等級の表記がありません。
開かれなかった年もあります
公式の祭りの沿革から、2011年、2021年、2022年の3年が丸ごと抜けています。 他の年はすべて記載されているので未開催と読めますが、公式サイトに「中止」という語も理由も書かれていません。
2020年は開幕が異常に遅い年でした。 1月27日だったのですが、前後の年はすべて1月4〜14日の間に開幕しています。延期があったように見えますが、理由を示す公式の文書は見つかりませんでした。
氷の上で行う行事なので、天候のリスクが常に前提にあります。公式案内も現場の状況(氷の状態など)によって収容人数は調整されることがありますと書いています。
釣り場のルール
公式に定められているものです。知らずに行くと入口で引き返すことになります。
- 食べ物の持ち込み禁止。 釣り場の入口で確認されます。
- アイスボックス、クーラーボックス、発泡スチロール箱の持ち込み禁止。 サンチョノを入れる袋は運営ブースでもらえます。
- テント、風よけ、ストーブ、ガスコンロの設置禁止。 視界を遮り、火災の危険があるためです。つまり寒さをしのぐ手段は服しかありません。
- 釣り場の全域が禁煙、ペットの入場は不可です。
- 持ち帰りは1人3匹まで。
実用情報
- 服はしっかり着てください。 公式案内が「華川の冬釣りは全国でいちばん早く厚い氷が張るほど厳しい」と書いています。防寒着、防寒靴、手袋、カイロがすすめられています。テントもストーブも使えないので、服がすべてです。
- 椅子を持って行くと楽です。 公式のヒントが「お尻の部分にクッションを当てた、大きくて座り心地のよい椅子」をすすめています。
- 週末は午前中に締め切られます。 当日受付の釣り場は週末の午前中に締め切られることが多いと公式サイトが警告しています。早めに行くか、平日を狙ってください。
- 戻ってくるのは商品券です。 体験料についてくるのは現金ではなく、農特産物交換券や華川愛商品券です。華川郡の中でしか使えず、使えない店舗もあります。
- 華川に泊まると釣りが無料になることがあります。 華川郡内の宿泊施設を利用して領収書をもらっておくと、無料の釣り券が受け取れます。宿泊費が10万ウォン未満なら2枚、15万ウォン以上なら6枚までです。携帯電話の予約画面は証明として認められません。
- 会場に救急医療センターが09:00〜18:00で運営され、夜間は華川郡保健医療院の救急室につながります。
まとめ
この祭りが外国人に向いている理由は、言葉がいらないからです。穴を開けて待ち、釣れたら、その隣で焼いてもらえます。素手つかみにいたっては説明すら要りません。
覚えておくことは3つです。パスポートを持って行くこと(すべての体験が割引になります)、外国人専用の釣り場は033-440-2328に問い合わせること、そして平日に行くならターミナルから会場までの移動手段を先に調べておくことです。
2027年の日程は11月ごろに出ると見られます。そのときにもう一度、公式サイトを確認しておくのがよさそうです。
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