鍾路の宿:韓屋ゲストハウスとホテルを予算別に (2026)
ソウル・鍾路に泊まるための宿ガイド。韓屋泊が実際はどんなものか、光化門と鍾路3街周辺のホテルを予算別に、予約先を左右する北村の見学時間ルール、駅からの歩きの確かめ方までまとめました。

鍾路には、ソウルの他のどこでもできない選び方があります。王宮の隣の現代的なホテルか、築100年の中庭付きの家の一室か。この二つはまったく別の体験で、どちらも検討する価値があります。
以下の金額は、ダブルルーム1泊のオフ〜ミドルシーズンの目安で、2026年9月時点の予約サイトの平均からとったものです。4〜5月と9〜10月は20〜40%上乗せして考えてください。
まずどちら側に泊まるかを決める

- 光化門(5号線) — ビジネス寄りの一帯です。大型の国際系ホテル、道を渡れば王宮、夜は静か、清渓川まで5分。
- 仁寺洞・安国(3号線) — 中価格帯のホテルとゲストハウス。王宮二つと北村へ歩けて、昼間はにぎやかです。
- 鍾路3街(1号線 3号線 5号線) — 一番安い部屋があり、地下鉄3路線、飲み屋の路地と広蔵市場が目の前。そのぶん騒がしく、雑然としています。
- 北村・三清洞 — 韓屋ゲストハウスの街です。美しく、坂がきつく、そして次のルールの対象になります。
予約する前に、北村のルール
2025年3月1日から、北村路11キル周辺の特別管理地域では、観光目的の行動が認められるのは10時から17時のあいだだけになりました。時間外には10万ウォンの過怠料が科されます。ソウル市の説明によると、この地域内の宿の宿泊客であっても、宿への行き帰りではなく観光をしていると判断されれば対象になるとされています。
実際には、そこに泊まって出入りすること自体はできます。ただし20時にカメラを持って路地を歩き回ることはできません。思い描いていたのがそちらなら、制限のない三清洞か西村(ソチョン)の韓屋を選んでください。
韓屋泊は実際どんなものか

韓屋ゲストハウスは、伝統家屋を改装した宿です。部屋は小さな中庭に面して並び、床は下から温めるオンドルで、ベッドではなく床に敷いた厚めの布団で眠ります。
目安の料金:ダブルで70,000〜150,000ウォン、それより安いこともあります。
想定しておくこと:
- 部屋は狭いです。クローゼットがなく、ハンガーを掛けるバーだけということもあります。
- 浴室は共同のことがあり、専用でも中庭を渡った先にあるのが普通です。
- 遮音性は高くありません。紙と木の壁は音を通すので、隣の会話は聞こえます。
- 天井も鴨居も低いです。身長185cmを超える方はかがむことになります。
- 朝食が付くことが多いのですが、韓国式の膳ではなくトーストと卵とコーヒーというのが一般的です。
- 冬は暖かいです。オンドルの床はよくできています。夏はばらつきがあるので、冷房の有無を確認してください。
1泊か2泊なら、韓国で一番記憶に残る宿泊になり得ます。スーツケース2個で1週間となると、話は別です。
節約:50,000〜100,000ウォン
- 益善洞・鍾路3街のゲストハウス — 個室は小さいものの、中心部で安く、地下鉄3路線が近くにあります。
- ホテル・サンビー(仁寺洞) — 仁寺洞のど真ん中にある、長く支持されてきた低価格の定番です。
- 鍾路3街周辺のビジネスホテル — 飾り気はありませんが機能的で、王宮まで歩ける範囲では一番安い部類です。
- 西村の素朴な韓屋ゲストハウス — 景福宮の西側。この価格帯から始まることが多いエリアです。
中価格帯:120,000〜250,000ウォン
- サマセット・パレス・ソウル — 安国の近くのサービスアパートメント。簡易キッチン付きで、ソウルのホテルとしては広めです。
- フレイザープレイス・セントラル・ソウル — 似たタイプで鍾路3街の近く。長期滞在に向きます。
- イビス・アンバサダー仁寺洞 — 安定していて中心部、部屋は狭めです。
- 北村・三清洞のブティック韓屋ホテル — 韓屋の雰囲気に専用浴室が付くタイプで、ゲストハウスのおよそ2倍の価格帯です。
高価格帯:350,000ウォン以上
- フォーシーズンズホテル・ソウル — 光化門、王宮の向かい。市内で最高のホテルとされることが多い一軒です。
- JWマリオット東大門スクエア — 鍾路の東の端、旧城門のそば。外には城壁の散歩道があります。
- ロッテホテルソウルとウェスティン朝鮮ソウルは南へ徒歩20分の明洞にあります。そちらのエリアは明洞ガイドにまとめています。
空港からの行き方
- 空港バス6002番 — 17,000ウォン。鍾路を通ります。
- A’REXでソウル駅へ出て、1号線で鍾路3街、または乗り換えて5号線で光化門。
詳しくは仁川空港からソウル市内へをご覧ください。
予約前に確認すること
- 坂。北村と三清洞は本当に急です。「安国駅から500m」が、スーツケースを持つとつらい10分になることがあります。
- 韓屋の浴室が専用か共同か、そして部屋の中にあるのか中庭を渡るのか。
- 冷房の有無。夏に古い韓屋へ泊まるなら特に。
- 荷物置き場と階段。エレベーターがなく階段が狭いゲストハウスは珍しくありません。
- チェックイン受付の時間。小さな宿はスタッフが午後と夜しかいないことがよくあります。
- 住所が北村の特別管理地域の中かどうか。夜も外を歩きたいなら確認してください。
まとめ
歴史を目的にした初めての旅なら、安国か光化門の近くに中価格帯のホテルを取り、そこに韓屋を1泊足すのがおすすめです。制限を気にせず韓屋に泊まりたいなら、三清洞か西村を選んでください。静かな夜が退屈に思えるなら、他のエリアと比べてみるのがよいと思います。
あわせて読みたい:鍾路の総合ガイド、鍾路で何を食べるか、ソウルはどこに泊まるか


